2022年カード解説「 理 」
16枚目のカード、最後です。
「 理 」ことわり。
表紙に使った絵です。
ということは、このカレンダーの裏テーマは「理」だと、いま気づきました。
このカードは 「 計 」10月のカード の紋章と似ています。
表わすことも、自分が意図することではない仕組みの中にいることを扱っています。
1月からの紋章も各段階へと進んでいきましたが、すべてはこの「 理 」でのことのように思えます。
その仕組みとは到底 私どもが知る由もない、大いなる計らいの中を泳いでいるようなものでないかと感じます。
なので、理とは何かを考察しても仕方がないこと。
でもこの地球で生きていること、自分という意識をもって暮らしていること、そのものが、まさに理(ことわり)の子なのかもしれません。
なぜ? 何のために? その答え探しをあきらめたとき、現象そのものの不思議さを活かしていける、そんな1年であるように。
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最後のカードまで書いて、やっとカレンダーが育ったような親心を感じます。
誰がこの面倒なブログを読むだろうと思いつつ、せめてカードを手にされた方には届けたいと、綴ってきました。
私にとって絵は、どこかに行ける橋のようなものです。そこで拾えたものをお土産にして、カレンダーとカードを届けています。
そして、そのことでどんな世界を見せてもらえるか楽しみにしているのは、自分自身だと、当たり前のことに気付きました。
なので、お付き合いくださった方がいらしたら、とてもありがたいことだと思います。
大いなる私たちも加担している「理」の中で出会えたことに感謝して。