2022年カード解説「様」
14枚目のカードは「 様 」
私もこのカードの繊細なエナジーをどう表現するか、、、でも、このカードの行き先から「様」の真意は導かれました。
長年、親しくおつきあいくださっている方が引いたのがこのカード。
写真家であり、自然を愛する方です。
その方から、カードを見る前に下さったのがこの蓮の葉の写真作品。
(蓮の葉に揺れる朝露の中に、蓮の花びらの陰影が、、、。)
「様」のカードのエネルギーと近いものがあったので、驚きました。
もうおひとりの方も、農業と加工業、里山での活動をされている方。
ご本人も自然の中に溶け込んでいるようなお二人。
また、整体を長年施術なさっている(不思議な)先生もこのカードでした。
もう、自我などがどんどん抜け出ていき、自然の中にいるような様(さま)。
風景の意識とか、微生物とか微粒子とか、毎年この領域のカードが1枚出てきます。
だんだん自然の中に溶け込んでいるような、自分と自然界との境界線があいまいになっている様子。
だからこそ、自我ではない意識の在り方を、またその場から見出していくのではと思います。
ちょっと不思議でいうと、見えない(と思っている)モノたちとの交流、橋渡し。
ふわふわしていては、できない気がします。
ほんとに不思議に感じるカードです。