2022年カード解説「愉・9月」
あけましておめでとうございます。
解説が年明けになり、お待たせしています。
申し訳ございません🙇
9月のカード 「愉」
解説が遅れている間、カレンダーを手にした友人のカードを教えてもらいました。友人数名がこの「愉」で、その在り方に このカードの姿を教えてもらいました。
この絵が出来上がった時、音をたのしんでいる人のように見えました。
音楽も楽という字を使いますが、楽、じゃないのは、楽しみ方が違うと思ったからです。
愉しい、という響きは、楽しさを求めることでなく、体の内から湧いてくるしみじみとした たのしさ。
私たちは苦しみよりも、楽しさを求めがちな生き物です。
自分が「快」なことばかりを望んでいても、いろんなことが起こります。
それらすべて起こることを受け入れたとき、起きてくる全てを愉しんでいると思います。
昔、私よりずっと若い友達が「つらいことがあった時でも幸せと思える」と言っていた言葉を忘れずにいます。
幸せに思うようにしているのでなく、この世で起きるどんな体験も味わっているように聞こえました。
人間で生まれた大きな特徴は「体験できる」愉しみなのかもしれません。
そんな深い愉しみの一年を過ごすのかと思います。
そして9月は、自分にとっての愉しみを感じる月かとも思っています。