2022年カード解説「波・7月」
ちょうど今日、カレンダーをご購入くださった方が、目の前で引いてくれたのがこのカード。
ダウンロード状態でないと読めなかった。ごめんなさい。
さて
その7月の紋章、「波」です。
宮古島のサンゴに置いたこの「波」をみると、9月に訪れた島々の海を思い出します。
子どもの頃、海の波が面白く感じなかったでしょうか?
終わることなく寄せては返す、波をずっと見ていた気がします。
海は自分以外の大いなるものを感じてしまいます。
・・ということで、
この紋章の絵の波は、やや大波です。海の色も深く濃い。
おおきく動いていくようなものを感じます。
人生には大きく変化するときがありますね。人はそれを良い方?悪いこと?と判断しがちです。神社のおみくじだって大吉、凶とかですもんね。良い悪いって思ってしまいます。
たとえ災難だと感じたことでも、それを起点に自分自身が変わっていくことは大いにありますよね。
あ、災難がやってくるカードというわけではありませんので。
人生において、大きな波(変化)が来ていることを認めたとき、その波にどのように乗るか、その方に問われています。
巷の流行っていたとされる疾病にでさえ、災難にしているか、被害者になるか、そこを起点に工夫するか、騒がず冷静に見ていくかで、対象の真意が変わってきます。
その方の見つめ方次第というのか。
あら、今日はちょっと辛口かも。
できるだけ安定した暮らしをしたいという方も多いですよね。
それでも大きく動くときは やってきます。
日常の中で大きく動くことが始まった時、できるだけ冷静に捉えることができるか。
良い波悪い波と判断せず、その波を静観することができる方だからこそ、このカードなのかもしれません。
深い所で見ると、その波も自分自身をふくむ集団意識の中で起きていることだと感じています。
7月のカードでもあり、7月の波はどんなだろうと、作者としても思っています。