2020年カード「崩壊する勇気」

さとこ虫です。

2020年のカレンダーができ上がり、箱詰め→お届けの日々です。
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カレンダーにはお守りカードが入っています。
毎年、何名かの方から、ひいたカードはどんな意味ですか?と問われます。
その方が感じるままに、受け取ってほしいと思っていますが
2020年に備えた16種のカードは、少々難解なカードもあります。
変容は否めないこの時代に、さらに深く自分を見つめていくような内容です。

ということで、今回は初めてカードの解説も綴っていきます。

「崩壊する勇気」

今置かれている仕事、人間関係、健康など自分の周りの環境が変わっていくのだと思われたでしょうか。
結果的にそうなる場合もあるのかもしれませんが、自分の内的な崩壊を指しています。崩壊すること、ではなく崩壊する「勇気」、です。

これは私が身をもって体験したことです。
「自分のことは自分に聞けばいい」というようなフレーズは、エゴや本当はゆがんだ思い込みが巧みに自分を覆っていた場合、ゆがみを助長していくのではないでしょうか？
「とってもうまくいっている」「こんな私らしさ」「～を目指して」など、、、
そんな姿の中にいつか立ち止まり、はて私はどこに行っていたんだろうと、立ち位置さえ見えなくなる時、いったん自分をも崩壊させる勇気は必要だと思うのです。

40.50歳ともなると、自分が作りあげた人生の基盤の上に乗っていたくなることも大ありです。
私は、勇気があったかどうかわからないけども、些細なギクシャクが自分を包み始めたとき、一旦、この自分の価値観の底に眠る自分の姿を受け入れることになりました。
その自分を知ることは、とてもみじめだったり、落胆だったり、衝撃だったりします。
この自分が信じていたもので生きてきて、それらがガタガタと崩れていくと想像しただけで恐ろしい。そこに出会う勇気です。
崩壊するとは、「この自分を明け渡す」ことなんでしょう。
その勇気がある者が、そのタイミングに気付くのかもしれません。

崩壊のあとに、やってくる再構築は、苦しいこともあるかもしれませんが
崩壊が大きければ大きいほど
今までにない景色を見るに違いないと思います。