2021年カード解説 「執着しているもの」
さとこ虫です。
2020年はなかなか手ごわい年でした。
そして 2021年は、揺さぶられ始めたことから
問われていく時代に入っているのを感じます。
カード解説です。
「執着しているもの」
このカードが手元にきた方は、喜んで迎える気になれない。
だって、「執着しているものはなんですか?」
と問われている気がするから。
イラストも、まっすぐ伸びようとする柱のようなものに
何かが引っ付いていて、すっきりしていない感じ。
「執着」ときくと
お金に執着している、外見の見られ方に執着がある、学歴に執着がある。
など、物欲的なイメージもあるかもしれません。
ただ、もっと深いところで、
「成功すること」「人に良く思われること」
「幸せを目指すこと」「今よりもっと成長すること」
え。それ悪いことじゃないじゃん。だろうけど
それらを握りしめすぎると、そうでない自分を否定することにもなりそう。
人が執着しないなんて、できっこないとも思います。
だからこそ、自分のそれに気づいたときは、その手を緩める。
このカードは、執着を手離していく年です、ということかもしれません。
ただ、このカードは、執着しているものを 探さずとも
執着していることを 見せられることになる一年でないかと思います。
なかなか手ごわいカードですが、その準備ができている方に
渡っているのかもしれません。